20150907「肩書きに悩んでいた頃の話・2」

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    「クリエイター」という肩書きにしたはいいが、
    そこからが悩みの始まりだった。

    名刺交換の際、「クリエイターです」というと必ず
    「具体的に何ですか?」と聞かれる。
    ま、そりゃそうだわ。。。色々包括してクリエイターですからね。
    結局イチから説明して理解していただく。
    で、この説明をするたびに悩んだ。

    「自分は一体なんなんだろう・・・」

     
    肩書きは、自分自身を支えるための「柱」だった。
    その柱がない。グラングランなわけである。

    お会いする人はみんなしっかりした肩書きを持っている。
    クリエイターミーティングをきっかけに少しずつ増え始めた仲間に
    そんな悩みを打ち明けて相談した。

    ところが、みんな口を揃えていうのが、
    「それだけたくさんのことが一人で出来るんだから羨ましい!」と。

    隣の畑はなんとやら・・・である。

    そういうもんなのか、と思い納得したが、
    初対面の方には「具体的に何ですか?」と聞かれ続けるのだった。

    そして具体的な説明をした最後には必ず、
    「ま、入り口はライターなんですけどね」と伝えた。

    自分はやっぱりライターなんだなとつくづく思ったが、
    その頃はライティングの仕事がなかったので、
    なんだか騙しているみたいだし何よりも情けなかった。

    《つづく》

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